※2023年11月25日更新
20年以上前に出会った
”にしん漬け”
出会った時の感動は忘れない
しかし「にしん漬け」を作る家庭は激減している
北海道の郷土料理も守らなければ!!
そんな想いから
移住した2020年から作り続けている
たっきー家のにしん漬けレシピを
こっそり公開します!
食財(年によって量は変動あり)
・身欠にしん 200g
・大根 4.5kg(一部紅芯大根を使用 色合いが鮮やか)
・キャベツ 4.0kg(白菜でもOK)
・にんじん 0.6kg
・生姜 0.3kg
・鷹の爪 適量
・2023年は白菜も加えてみた
・米麹 食財に対して3%
・塩 食財に対して2.6%
・砂糖 食財に対して2.6%(たっきー家は甜菜糖(2022)もしくはアガベシロップ(2023))
・甘酒 400ml(隠し味)
北海道留萌市にある
「田中青果」さん
https://yanshu-tanaka.com
のレシピを参考にしています
・身欠にしんは500gくらいある方が良い
たっきー家は少なめにして野菜を多めにしている
・身欠にしんは完全に乾いた本乾のにしんを使用する
(完全に乾いていないと生臭くなる)
・身欠にしんは保存料を使っている商品もある
(たっきー家は保存料を使用していない身欠にしんを使用)
・米麹・塩・砂糖(たっきー家は甜菜糖もしくはアゲベシロップ)は食財に対して
それぞれ2.6%が黄金比と言われている
(たっきー家はあえて米麹を多めにしている)
・生姜を入れていないにしん漬けも多い
味のアクセントにもなるのでおすすめ
・大根の一部は「紅芯大根」を時々使用 色合いが鮮やか
・大根は干しておくほうが甘味が増す
(たっきー家は干さずに使用)
・甘酒は麹だけで作ったものを使用する
(食塩を使っている甘酒も多い 塩の配分がズレてしまう)
- 身欠にしんを「米のとぎ汁」に漬けて1日〜2日戻す
発酵のスターターになるのだ! - キャベツを大きめに切る
- 大根は乱切り たっきー家はイチョウ切り お好みで
- にんじんと生姜は千切り
- 食財の準備が出来たら
キャベツ→大根→にしん→にんじん→生姜→鷹の爪→麹・塩・甜菜糖
の順に漬けていく
「層」にするのがポイント
たっきー家は上記を3回繰り返し3層にしています - 最後に甘酒をふりかけます
- Loveを入れることも忘れずに!
- 重しを乗せます
最初は漬けた分量より重い重しを乗せるのがベスト
10日ごとに重しの重さを減らしていき
漬けてから20日くらいは5kgくらいがちょうど良い - 3週間ほどで完成します
発酵により徐々に変わる味の変化も楽しもう - 水分は捨ててはダメ!
漬けていくと水分がたくさん出てきます
全てが埋もれるくらいの状態がベスト
雑菌から守ってくれます - かき混ぜてはいけない
かき混ぜると温度が上がり発酵が進んでしまう
じっくり発酵させるためにも
「層」になっているので上から順にいただきましょう
北国では長い冬の間保存食は大切
お酒と共にいかがでしょうか
レシピは各家庭で様々です
いろんなアレンジを楽しみましょう
みなさんが住んでいる
土地の郷土料理を大切に
時には夕食の一品に加えてみてください
Mahalo
KWAK KWAH