2023年4月
札幌市郊外にある自宅で
菌ちゃん畝を合計7本作成しました
(路地5本・ビニールハウス内2本)
今度は北海道長沼町にある
粘土質で石がゴロゴロしている
悪条件の畑に菌ちゃん農法で
どんな結果が出るか⁉️
早速菌ちゃん畝を作ってみました
雨が降ると水がたまり
晴れが続くと大地が割れ
石がゴロゴロとむき出し
そのため微生物もほとんどいない
細長い葉がしか生えない土地
ここの畑をよくするため
まずは
土をさらに固めてしまうけれど
ユンボで土をかき集めました
そして
木の枠を使って畝をつくっていきます
菌ちゃん畝に
朽ちかけた丸太を投入
人力では大変なので
トラクターも大活躍
黒土を運んできて投入
50cmオーバーの高さの畝(うね)にしていきます
竹は温暖湿潤な地域で育つため
北海道で竹を育てるのは難しい
唯一北海道にあるのは
道南にある「松前町」くらいです
そこで竹の代わりに
枯れたイタドリを活用しました
イタドリ
竹のように茎が太く中が空洞になっており2~3mほどの背丈となります
春先に出始めた茎は食べることもできます
若い茎はかじると酸っぱいため「スカンポ」とも呼ばれるようです
イタドリの名前の由来は
名前のとおり疼み(いたみ)を取るから「疼取(いたどり)」とされ
アイヌの人は痛みを取るための薬をして利用していた
また
茎に虎の縞模様のような赤い斑紋があることから
「虎杖(いたどり)」とも呼ばれ
根は漢方に使われ利尿・通経剤・婦人病・夜尿症、便秘などの
症状の薬効に使用される
昔は若葉をタバコの代用品としても使用
風の谷のナウシカで
ナウシカが王蟲(オウム)やウシアブを
誘導したりするときに使っていた
「王蟲笛(オウムフエ)」は
イタドリで作られているとも言われております
菌ちゃん畝(うね)にイタドリを敷き詰め表土をのせました
参考までに
今回私たちが作りました
菌ちゃん畝(うね)の中に入れたものの記録です
畝の高さに対して土は本当に少ないです
糸状菌と野菜たちがコラボしてたくましく成長することが
とても楽しみです
頼むよ!菌ちゃん!
Mahalo
KWAK KWAH