真菰(まこも)を田んぼに植えたことで
環境に大きな変化が見られました
目次
田んぼの腐卵臭がなくなる
昨年まで
田んぼに足を踏み入れるとタマゴの腐ったような臭いが時々ありました
それは硫化水素が原因と言われています
硫化水素とは
化学式 H₂S をもつ硫黄と水素の無機化合物
空気より重く無色の水溶性の有毒な氣体
自然界では
火山あるいは温泉地帯において地下のマグマにとけ込んでいるものが分離して
噴気孔から大気中に放出されます
硫化水素が発生すると
稲の根を痛める・葉を枯らす・イモチ病の発生を助長する
硫化水素は
稲わらなどが土中で分解する時
酸素が不足して還元状態になると発生しやすい
しかし真菰(まこも)を植えてからは
腐卵臭がなくなりました
オニヤンマ現れる
昆虫界最強と言われる「オニヤンマ」
東京都では絶滅危惧II類に分類されております
オニヤンマの幼虫は山間のきれいな小川で見られ
都会でオニヤンマを観察することは難しい
今年の夏
真菰の周辺に多くの「オニヤンマ」が出現し
産卵をしていました
オニヤンマのエサは
蛾・蠅・アブ・ハチなどを空中で捕食します
特にスズメバチも捕食するので
田んぼや畑の周辺の生態系が少しずつ変化しています
絶滅危惧種のミズアオイの群生
美しい青紫の花が咲き
葉はハート型をしている
「ミズアオイ」
農薬や除草剤などにより激減し
環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧種II類に指定され
100年後の絶滅確率がほぼ100%と言われております
そんな「ミズアオイ」が
真菰(まこも)を植えてから
群生しています
真菰(まこも)は
水・大地・空間を浄化する作用があると言われている
手作りして作った3年目の田んぼ
心地よい風が流れています
来年はさらに素晴らしい環境になると確信をしました
Mahalo
KWAK KWAH