はんぺんを探しに山へ!?糸状菌のかたまり

おでんには『はんぺん』が必須ですね

フワフワのはんぺん
みんな大好きはんぺん

静岡では黒はんぺんが名物ですね

その『はんぺん』ちゃうわー

失礼しました。。。

はんぺんとは

糸状菌の塊のことで
落ち葉などの下に白く広がっており
形が「はんぺん」に似ていることから
名前が付いたようです

森や林の中に
どこにでもあるのではなく
なかなか見つけることの出来ない貴重な菌

枯れ木や落ち葉の下
木陰で湿り気のある場所で
見つかることができます

おでんのお供の『はんぺん』は
白身魚をヤマノイモなどとすりまぜて
半月形などに蒸し固めた食べ物ですね
こちらは『海のはんぺん』

探しに行ったのは『山のはんぺん』

糸状菌とは

糸状の菌糸の総称でキノコ菌とも言われ
一般的にはカビとも呼ばれています

カビと呼ばれていることから
野菜や樹木などの成長を阻害し
野菜の根を溶かしてしまうと言われていたため
農家さんなどには嫌われる存在でした

最近では
糸状菌が見直されており
菌ちゃんファームなどが取り組んでいる
糸状菌ファーストの土づくり
(糸状菌と窒素固定細菌との共生)を行うことで
肥料がなくても窒素が供給できる!
とも言われています

いざ山へ

雪が解けたばかりの山へ

急な坂をロープを伝って登り

途中イラクサや行者ニンニクなどの
山菜たちと出会えました

落ち葉が堆積しているところをかき分けると

はんぺんが見えてきました
さらに落ち葉をさらってみると

おーでました
はんぺんのコミュニティ

枝にもびっしりはんぺん

今回は『The はんぺん』と言える
Bigなかたまりの糸状菌を
見つけることができませんでしたが
たくさんはんぺんをGetしました

「はんぺん」はこのまま畝の中に入れ
糸状菌を増やしていきます

糸状菌と野菜たちの根が手を繋ぎ
畝の中でダンスしてもらいます

そうすることで元氣な野菜が育っていく

このように妄想しています

化学肥料などではなく
自然から頂いた肥料
微生物たちが
野菜たちと共存して
美味しい野菜を育ててくれます

自然はおいしい

Mahalo
KWAK KWAH

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